社内すり合わせ資料 ・ ブランド方向の統合検討
ひとつの事業に、ふたつの方向。
どちらへ寄せるかを決めるための比較。
はちみつ OEM 事業(コードネーム No6)には、現在ふたつのブランド設計が並走しています。蜜源・容量帯・OEM 候補は重なる一方、名前・品数・価格・打ち出しが割れています。一致点を確認し、決めるべき分岐だけを浮かび上がらせます。
作成 2026-08-07
出典 A タスク管理.md(本体ボード)
出典 B Vita Melcci 進捗報告(担当:小川)
ゴール(両案共通) OEM 取引を決める手前まで
案 A ・ 本体ボード
MELLI No.6
土地の記憶を、静かな贅沢に。
- 命と循環の思想 × 高級プレステージ
- 3 本ギフト(クリ/モチノキ/みかん)
- プレミアム価格 ¥5,000〜7,000 / 130g
- ワードマーク × No.6 × 六角形(箔押し・墨1色)
案 B ・ 小川案
Vita Melcciヴィタ メルチ
花の名前を、そのまま名乗れる一瓶を。
- 健康効果は売らない =「花で味が違う」面白さ
- 2 品のみ(朝=クリ/夜=モチノキ)
- ¥3,200 前後 / 130〜150g(仮)
- 朝・夜の対句で選ばせる。上下関係なし
1
割れている点(決める必要がある)
ここが今回のすり合わせの本体。金額と時間が固定される前に方向を一本化したい項目。
ブランド名要決定
案 AMELLI / MELLI No.6(未確定・弁理士確認待ち)。No.6 は約束の数、CHANEL No.5 型のロックアップ。
案 BVita Melcci(本日確定扱い)。Vita=生命、Melcci=Mel+Merci+Melt の造語。
論点:名前が違えば商標の相手も、デザインも、ドメインも別物になる。最初に決めるべき分岐。
打ち出し(ブランドの芯)要決定
案 A命と循環の思想 × 高級プレステージ。高級の根拠を深さ・物語・産地に置く。
案 B健康効果を売らない。「花によって味が違う」という発見の面白さを核にする。
論点:両立の余地あり(どちらも薬機法を越えない前提)。ただし主役に置く一言が変わると全コピーが変わる。
商品構成 ・ SKU要決定
案 A3 本ギフト(クリ/モチ/みかん)+ 3 サイズ(50/130/300g)。ヒーロー=3種ギフト。
案 B2 品のみ(朝=クリ/夜=モチ)。みかんは将来の 3 本目として保留。
論点:「迷わせない 2 択」か「ギフト映えする 3 本」か。月商 60 万の売り方(客単価×本数)が変わる。
価格帯要決定
案 A¥5,000〜7,000 / 130g(みかん5k・もち6k・クリ7k)。3種ギフト ¥19,800。
案 B¥3,200 前後 / 130〜150g(仮・実測後に再計算)。
論点:約 2 倍の開き。60 万到達に必要な本数と、OEM に求める原価条件が根本から変わる。両案とも原価は OEM 見積待ちで仮。
みかん蜜の扱い要決定
案 A3 本目として採用。色・味のコントラスト(淡<みかん→琥珀<もち→濃<クリ)がギフトの軸。
案 B現時点では外す。2 品に絞る潔さを設計意図とする。
論点:SKU 決定に連動。見好養蜂園ならみかんも 1 園で採れるため、調達上はどちらも成立。
デザイン方向要決定
案 A六角形 × No.6 × 高コントラストセリフ、箔押し・墨1色。ビジュアルボードあり。
案 B未着手(方向のみ)。親名+副題+花名の 3 層で花名が 3 番目に落ちない設計が課題。
論点:名前が決まるまで確定作業は停止(両案一致)。方向の議論のみ先行可。
2
すでに揃っている点(争点ではない)
どちらの案を採っても動かない土台。ここは並行して進めてよい。
蜜源(主原料)ほぼ一致
案 Aクリ・モチノキ・みかん
案 Bクリ・モチノキ(みかんは保留)
共通:クリ・モチは両案の主役。差はみかんの有無だけ。
内容量帯一致
案 A130g 中心(3 サイズ展開)
案 B130〜150g(仮・瓶サンプルで最終確認)
共通:最接近競合(廣田養蜂場)の標準 140g とも整合。実測・瓶サンプルで確定。
OEM 打診先一致
案 A見好養蜂園(佐賀)本命 + 廣田養蜂場(下関)
案 B未指名(質問文面は作成済・送付保留)/品質7基準で選定
共通:クリ・モチを 1 園で採る見好が両案の有力先。花期は 6 月頃 → 逃すと 1 年待ち。最優先で動かす項目。
競合認識 ・ 骨格一致
案 A非加熱・単花蜜・産地ストーリー・プレミアム路線
案 B非加熱・単花蜜・廣田=最接近競合・ときつ=健康訴求で不採用
共通:「効果を語らず高級感を成立させる」方針は両案で一致(廣田が実証)。
この企画のゴール一致
案 AOEM 選定 → 製造 → 自社販売(4 ステップ)
案 BOEM 取引を決める手前まで固める
共通:まず「何を・誰に・どう売るか」を決めきり、生産の判断に渡す。
3
いま決めたい 3 つの分岐
上の 6 つの争点は、突き詰めると次の 3 つの意思決定に集約される。ここを決めれば残りは連動して片づく。
Q1ブランド名は MELLI 系か、Vita Melcci か
これが最上流。決まらないと商標・デザイン・ドメインがすべて止まる。両案とも別々の商標論点(A:MELLI×メリー / B:ビタメルチ×ビタマルチ)を抱えており、どちらに進むかで弁理士に投げる相談内容が変わる。
案 A へ MELLI No.6複合ロックアップで世界観が既に厚い。称呼類似の確認が残。
案 B へ Vita Melcci造語で独占しやすい。ビタマルチとの類否を弁理士に要確認。
Q2「2 品 ¥3,200」か「3 本ギフト プレミアム」か
品数・価格・みかんの扱いは 1 セットの判断。客単価と必要販売本数、OEM に求める原価条件が根本から変わる。月商 60 万の作り方そのもの。
案 A 3本・高単価ギフト映え・客単価高。付加価値の作り込みが前提。
案 B 2本・中単価迷わせない潔さ・参入しやすい価格。本数を要する。
Q3打ち出しの主役をどの一言に置くか
「静かな贅沢(命と循環)」と「花で味が違う面白さ」は排他ではないが、主役に据える一言でコピー・ストーリー・接客の全てが決まる。両案とも薬機法は越えない点で一致しているため、統合の余地は大きい。
案 A 情緒・格土地の記憶・高級プレステージを前面に。
案 B 発見・体験知る面白さ・朝夜の使い分けを前面に。
先に片づけたい前提(名前と独立して急ぐもの):① 商標=進む方向の名前で弁理士に類否確認(案 B は「ビタマルチ/VITAMULTI」ノエビア登録との 1 論点に絞り込み済)。② 生産者=見好養蜂園への打診。クリ・モチの花期は 6 月頃、逃すと 1 年待ちのため、名前の決定を待たずブランド名を伏せて条件確認だけ先行できる。